2022年9月16日更新
日本はオミクロン株の発見による緊急避難処置として日本国への入国制限の強化を執っていましたが、9月7日には帰国前72時間以内の陰性証明書も必要なくなりました。これによって、
ラスベガスから2022年9月7日午前0時以降の日本への帰国では、空港でのPCR検査なし、国内線乗り継ぎ可、公共交通機関の使用も可能、自宅等待機なし。
となりました。
一方アメリカ側は、アメリカへ空路入国する外国人に、ワクチン接種完了証明書がの提示を求めています。
ワクチン接種完了されている方だけがアメリカに入国できているので、日本帰国時には陰性証明書や隔離処置なども免除されていることとなります。
詳しくは、厚生労働省のサイトをご確認ください。
以下、以前の基準を書いた記事ですが、2022年09月07日移行は下記は不要です。
2022年6月26日時点でのラスベガス旅行、とりわけ日米往復の手続き関連と、必要書類、またその流れについてまとめました。
※2022年6月26日時点での決まりと手続きを独自に調べてまとめたものです。実際にご旅行される際は、厚生労働省のサイト※1やアメリカCDC(アメリカ疾病予防管理センター)※2のサイトなどで最新情報をご理解の上ご判断ください。
1.日本出国
コロナウィルス検査 陰性証明書(必要なし6月12日2022年)
出国便の出発日の1日前(※解説1)に検査をしたPCR検査における陰性証明書を、航空会社のチェックイン時に掲示しなければなりません。(印刷または電子的のいずれでもOK) アメリカCDC命令※3
日本でPCR検査・陰性証明書取得方法
PCR検査・抗原検査を羽田空港、検査センター、または自宅で検査して送付する方法等々で取得できます。費用は7500~が相場です。
日本でPCR検査取得方法
https://coubic.com/chibikkokagaku01/462779 浜松町 7500円
https://pcr-takanawa.com/jal/
https://pcr.nishitanclinic.jp/jal/
https://www.airtrip.jp/ext-content/pickup/pcr_j/?gfcd=373PeJyUA6&utm_source=jal.co.jp&utm_medium=affiliate&utm_campaign=tcc_affiliate
ワクチンパスポート(必要)の申請方法
ワクチンパスポートは俗称で、「新型コロナウィルス感染症 予防接種証明書」※4 が正式名称です。都道府県/地町村で申請できます。フォーマットには英語と日本語が併記されています。アメリカに入国する際に、ワクチンパスポートが必要です。(6/12/2022以降も必要です)
飛行中のマスク着用はオプション
航空機内でのマスク着用は各航空会社が独自に決めています。基本的にはオプショナルとしているところが殆どですが、JAL, ANAは必要となっています。
2.アメリカ入国
ワクチン接種完了の証明書(必要です)
アメリカ行きの航空機の搭乗時に、ワクチン接種完了証明書の提示が義務化(18歳以上、※説明あり)されています。もちろん、日本政府の発行するワクチンパスポートが有効な接種完了証明です。
※ワクチン接種完了証明書が必要か否かは、18歳以上であるかどうかと、アメリカ市民であるか等のビザ・ステータスによって異なります。CDC発表の「アメリカ合衆国への旅行要件」をご覧ください。()
コロナウィルス検査 陰性証明書(必要ありません)
ご出発日の1日前以内の日付けで新型コロナウイルス感染検査をし、陰性であった検査証明書が必要です。
アメリカCDC※5は特定のフォーマットにはこだわっていません。また紙でもデジタルでも構いませんが以下の情報が記載されている必要が有ります。
検査を受けた医療・検査機関お客様のお名前(パスポートと一致)お名前以外で本人確認できる情報(生年月日、パスポート番号など)
宣誓書(Attestation)
CDC(アメリカ政府の機関)に「米国が指定する要件を満たした新型コロナウイルスの陰性証明書を取得したこと」、または「新型コロナウイルスから完治し渡航に支障がないと診断された」ことを宣誓する宣誓書を提出しなければなりません。フォーマットPDFのダウンロード
アメリカ到着後の自主隔離について
旅行後 3~5 日以内にPCR検査を受け、陽性の場合には自主隔離を推奨。
※アメリカ入国後のPCR検査は、ラスベガス・ストリップ沿いにある薬局(Walgreens / CVS Pharmacyなど)で無料にて受けることができます。
※日本入国用には認められていない検査なのでご注意ください。
3.アメリカ出国
陰性証明書(ラスベガスで取得します)
アメリカ出国では、帰国便の出発時刻から起算して72時間以内に実施した検査結果が必要です。もちろん陰性であることが必要で、日本政府指定フォーマットでの陰性証明書の提出が望まれす。
コンシェルジュではVIPアテンドとして、PCR(抗原)検査予約、検査への同行、結果取得までお手伝いしています。
質問票の提出
入国後の健康フォローアップのため、検疫時にメールアドレス、電話番号等の連絡先を確認します。質問票
回答完了後、QRコードが表示されるので、QRコードを、スクリーンショットで保存するか、印刷して、検疫所で提示します。
自宅等での待機に関する誓約書の提出
米国ネバダ州から日本に入国する人は、
入国後の待機なし
となっています。
③帰国後の位置情報の保存・提示、接触確認アプリの利用、④保健所の指示に従う、⑤マスク、手洗い、非3密について誓約する「誓約書」の提出が必要です。(制約内容に関する詳しい内容:厚生労働省の発表ページ)
日本政府が要請しているスマホアプリ(ラスベガスでインストール)
まず、スマホ(iOS13.5以上またはAndroid6.0以上)を持っていないと入国できません。空港でレンタルすることはできるようです。
スマホに3種類のアプリがインストールされていなければなりません。日本到着時の時間短縮のため、ラスベガスでインストールを済ませておいてください。
4.日本入国
陰性証明書(ラスベガスで取得したもの)
ラスベガスで取得した陰性証明を入国時に提示します。証明書は紙でなくても電子的なデータも認められています。上記でインストールしたSOSアプリにあらかじめ登録しておくとスムースです。
アプリのインストール確認(ラスベガスでインストールしたもの)
空港の入国手順の一つとして、3種類のアプリがスマホにインストールされていること、またきちんと動作することなどを強制的に確認されます。
MySOSアプリのインストール、陰性証明書の登録方法は5.MySOSアプリの設定をご覧ください。
プライベート手段でご自宅等まで移動
公共の交通機関は利用できないとされています。
到着後
インストールされたアプリを通して位置情報、申請した場所で自主隔離しているかをビデオコールなどを屈指して監督されます。
5.MySOS陰性証明書のアップロード
MySOSアプリはスマホにインストールされていますか? ダウンロード
MySOSへ陰性証明書アップロード(別のページにまとめました)
まとめ
ラスベガスに来るためには、簡単に言ってしまうと、「1日前の日付けの検査で陰性であることが証明できる書類を持っていて、ワクチンパスポートを持ってさえいれば来られる。」となり、日本への帰国では、「72時間以内の陰性証明書があれば、隔離も空港でのPCR検査も無い。」ということになります。
外務省発表の【感染症危険情報】各国に対する感染症危険情報の発出(レベルの引下げ及び維持)において、ラスベガスの在る米国を レベル2:「不要不急の渡航はやめてください。」 へ引き下げました。(2022/4/1)具体的にご計画の方はご相談ください。
このページで利用した用語
ワクチンパスポートとは?
都道府県の市町村で発行する「新型コロナウィルス感染症 予防接種証明書」のことで、英語と日本語で摂取したことを証明する書類。持っていると接種済みの人だけの特典などがある施設がある。
ワクチン接種完了者と未接種者とは?
ワクチン接種完了者とは、2回接種型ワクチンの2回目(単回接種型の場合は1回目)の接種完了後、2週間以上経過した方と定義されています。
※米国でも同様の解釈で接種完了者を「Fully Vaccinated」としてCDCが説明しています。
※解説1 1日前とは、例えば出発が25日なら、検査日は24日である必要があるという考え方です。言い換えると、出発日-1日の日付けでPCR検査または抗原検査を受け陰性が証明できること となります。
リファレンス
※1 厚生労働省
※2 アメリカCDC
※3 アメリカCDCの命令
※8 日本航空